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【絵】一年前のイラストを今解説する【古明地さとり】

satoriplay9-blog.jpg





題「 古明地さとりのカード遊び 」





丁度一年前のイラストになりますが
今解説したいと思います(:3

記憶を辿りながら解説するのは初めてですw

このイラストは画集「東方蜃気楼―地の書―無間地獄」に収録したものです。
2013年の11月30日に完成したことになっています。

使用ソフトは今と変わらずIlluststudio
制作時間はおよそ30時間と思われます。

古明地さとりの自室をイメージして描かれた一枚。
主人公(自分)とさとりがトランプで遊んでいる様子を
主人公目線で描きました。

しかし、さとりにしてはなんともお茶目過ぎるアクシデント…
さとりの手札は鏡に反射して見えてしまっているのです!

それに気づいていないのか、さとりは
「私の心を読んでごらんなさい」
と嘲り笑うかのような視線を送っています。
可愛い、実に可愛い。

そんな楽しい雰囲気の絵にしようとしたので
色使いは暖色で落ち着いた空気に、

さとりのような性格の子の部屋には
ピアノが置いてあるだろうなと思いました。なぜか思いました。
そしてそのピアノの上にはトロフィーとか飾ってあるだろうなと。
ごく普通でちょっとお金持ちなお屋敷のお嬢様って感じの部屋です。

壁にかけられた絵はさとりの趣味が繁栄されるだろうから悩みました。
僕が直観的に感じたのは自分自身の絵と、愛する妹の絵だろうなということでした。

左にかかっている絵は妹のこいしと思われるシルエットが描かれた
物悲しげな配色の絵、これはさとりの深層をイメージしました。
真ん中はこいしの絵(写真)
右は自分自身の絵(写真)です。
自分自身を愛するちょっとナルシストな一面があると思ったからです。
鏡もその類ですね。
トロフィーが絵に入り込んでるのも
自己顕示欲の表れをイメージしてます。

そういう意味でこの絵は人間性が強いテーマとなっております。
トランプのアイディアは某映画がもとになっていたり……


スティッカムで初めてお絵描き配信した時の作品でもあります。
お絵描き中何を話して良いかわからず
終始無言で貫き通しましたw見てくれた人には感謝です。
また配信したいのですが
お絵描き修羅場など忙しいときは
手間なのでなかなか配信できません。
時間に余裕があって、機会があれば
スティッカムでお絵描き配信したいです。


それでは今回はこの辺で、さようなら(´ω`)



にしもん


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【絵】古明地こいしの解放【解説】

古明地こいしの解放

題「古明地こいしの解放」




こんにちは、にしもんです。

ブログのトップイラストが変わりました。
いい加減デザインももっと良くしたいのですが
これが自分の限界です(;^^
Webデザインをもっとまじめに勉強しときゃよかった。

さて、今日はイラストの日記です。
もともとイラストサイトだったことを忘れるくらい
まともな絵を上げてなかった気がします…
このブログの存在意義が既に幻想郷入りしてます(ぉ





■作品解説■



「古明地こいしの解放」は2013年11月末から12月上旬にかけて制作した作品です。
使用ソフトはIllustStudioです。
いつも使っていた油彩ブラシでは無く水彩ブラシを使用しています。
でも仕上げりは油彩っぽいコッテリした感じになりました。

この作品は構想期間がとくに長かったです。
3ヵ月くらい悩んでました。
ポーズやアングルはぼんやりと出来てたんですが
雰囲気作りというかテーマに添った絵作りをするのに苦労しました。
「解放」というテーマ設定を基準にしました。

古明地こいしはもともと人の心を読む能力(姉のさとりと同じ)を持っていました。
しかし自分自身でその能力を閉ざし、やがて人の無意識を操るようになりました。
閉じた恋の瞳という二つ名の通り彼女自身の感情は閉ざされた瞳の内側にあり
目に見える表情や仕草は無意識によって操られているのです。
彼女自身も、自分の行動が自分の意思によるものなのかどうか
曖昧だと言っています。
その感情は偽りかもしれない
どの感情が本当の自分かもわからない
自我・無意識はどこへ向かうのか?
その恐怖や、不安・焦燥を
絵で表現したいと思いました。

自分自信でも彼女の気持ちが少し、いや
かなり同情できる部分があったので
自分に似ていると思いました。
幻想郷に住む人間は妖怪じみていると言われるほど
みんな少し狂っています。
妖怪や神様もそれなりに狂ってます(良い意味で)
しかし古明地こいしの狂い方というのは
どこか人間的な……
リアルさを感じます。

地底の奥深くに存在する地霊殿。
地上へと向かって永遠に続く階段。
路は幾重にも別れ、誰も正しい道を知らない。
そもそも人気がない。
ずっと昔から時間の流れが止まっているのだろうか。
過去の因縁とノスタルジーな優しさ。
変えられない未来への絶望。
現実からの逃避。

そんな悲しい一枚を描きたいと思って描きました。
皆さんはどのように感じられたでしょうか?




以上


悲しい、悲し過ぎる
だからこいしちゃん大好き(ハート

ピクシブにものっけてます(大きいサイズでご覧頂けます)

表情や髪の毛、細かい部分に注力しました。
是非大きいサイズでじっくり見て頂けると嬉しいです!!




最後まで読んで頂きありがとうございました。

最近更新が滞っておりましたが、なんとか…生きてます(嘘





にしもん

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【絵】鴉天狗の作戦会議【射命丸文】


鴉天狗の作戦会議【射命丸文】





題「 鴉天狗の作戦会議 」




―― 落差200メェトルに及ぶ滝からの流水が深い霧となって峡谷を多い隠した。
昔の人があの山に妖怪が住まうと言い伝えたのは、山岳事故を防ぐための方便だった。
鴉天狗は休憩がてらにそんなことを語った。 ――






◆完成日付 平成25年5月3日
◆制作日数 7日間
◆使用したペイントソフト illuststudio / photoshop
◆作業中の主なBGM 「風神少女」




■絵の思い出とか

こんにちは、にしもんです。
この絵を完成させたのは5月上旬で
今見ると大したことない絵だなぁと反省する部分も多々あります。
絵描き仲間のつきかえさんが合同誌を企画されたので
その折にゲストとして誘って頂きました。
猶予は一ヵ月もあったのに構図がなかなか決まらず
暗中模索した結果残り一週間となり
会社の先輩方で東方を知っている人がいたので
相談しながらザッと描いたラフを持って
よし、時間がないからこれでいこう!
と無理やり制作がスタートしました。
それにしては、結構スムーズな構図運びが出来て
技術面において悩むことは少なかったです。
文々。新聞社のカバンを吊るすアイデアは
その時の会社の先輩の発案で
僕も気に入り、シチュエーションの軸を決定する
大事なアイテムとなりました。
先輩には少し感謝しています。
文花帖(文の手帳)に南京錠をかけるアイデアは
冗談のつもりだったんですが、敢て描きました。
今見ると別に無くても良かったかなと思います;^^
本当はもっとお札とかで封印されてあって
超極秘みたいな雰囲気が伝わるようにしたかったんです。

技術的な話で言えば紅葉を描くのにブラシを自作しました。
初めてブラシを作ったんですが奥が深くて面白いです。
綺麗に散っている感じにするのが難しかったです。

眼下に見下ろす風景は水墨画をよく見たりして参考にしました。
色の選択が難しかったですが、
この絵は上半分を赤い世界
下半分を青い世界にしようという
カラーコンセプトで配色しました。
最近は仕上げ色調整にオーバーレイなどのレイヤーを使用します。
慣れると便利ですが慣れるまではよくわからなかったです。
レイヤーの種類とか色々試してみないと修得しませんね。

ラフの時点ではもっと年齢が高い18歳くらいの見た目だったんですが
描いていくうちにもっと可愛さとかフレッシュさを出したいということで
見た目が若くなりました。
考え方は人それぞれですが、特定のキャラクターを描くとき
僕は絵の雰囲気とか伝えたいテーマによって見た目の年齢が
変わっても構わないと思っています。
絶対お姉さんキャラじゃないといけないとか
幼女以外認めないとかそんな縛りは無いです。
あと一つ付け加えると胸の大きさも気分次第です(笑)
それも作品のイメージを印象付ける大事な要素です。

カメラはNikonの一眼レフFマウントシリーズの一番古いやつです。
今持ってるD600をモデルにしても良かったんですが
やはりこの娘にはクラシックカメラが似合います。
原作のイラストを見るとこの型よりもっと新しいデザインのを
持っていますが、ここは僕の好みで古いのにしました。




■チルノを探せ

この絵のどこかにチルノが二人隠れています。
見つかると少し優越感に浸れます(当社比)

今回はすこし簡単です。お暇な時に是非探して見て下さい。



■射命丸とどんな会話をしているか?

これが絵の楽しみ方ではないでしょうか。
冒頭で彼女の小話を聞いている様子が想像できると思いますが
僕は絵を作る時に概ね「自分」という存在の視点で
描く世界をフレームの中に切り取っています。
自分が、つまり今そこにいるあなたが
この作品の世界に入り込んでいるものと
思って頂きたいのです。
むしろ説明抜きに、絵に吸い込まれるようだ
と悟って頂ける作品を作りたいと思っています。
そのために「自分」の存在は作品の世界にいたほうが良いのです。

難しいので、簡単に
僕は今絵の向こう側で彼女とどんな話をしているんだろう?
と想像を膨らませてみると良いかもしれません。

あなただったらどんな話をしますか?

そこから見える景色はどんな景色ですか?

楽しいですか? 悲しいですか?

何故と思うことはありませんか?

それまでを、どのように生きていたと思いますか?

それからを、どのように生きたいと思いますか?


この射命丸の絵だけに限ったことではありませんが

僕は作品全体を通してこの問いかけをしています。。。



最後までご覧頂きありがとうございます。
次の作品も頑張りたいと思います。
いつも僕の絵を見て頂いてる方に感謝いたします。




にしもん






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[制作秘話]映姫様完成!公開に先駆けて…

映姫様完成祝い


みなさま、おまたせしました!!
完成しました!!やりました!!

2ヶ月近くかかっちゃいましたwww

完成祝いに酔いどれ小町を描きましたw
ちなみに自分は普段こんな感じですww

絵を描く時にお酒は飲みませんが
一度飲み始めると収拾がつかなくなり描けなくなります(;^^
最近のマイブームはオリジナルハイボールです。
色んなものを混ぜて楽しんでます。
最近試してみて美味しかったのは三ツ矢サイダーですね~
みなさまいかがでしょうか!?


■さてさて

本日の日記は新作イラストの完成を祝福するためのものです。
公開に先駆けて、制作秘話や日々の思いなどを語りたいと思います。
文章だけになってしまうので、安価な小町と一緒に…^^


2ヶ月近くかかったというのは本当です。
自分史上最長の制作期間を記録しました!!
そして体感苦労も相当なものでした。
何かと苦労の多い作品でしたので
一つ一つに時間がかかりました……
とくに背景には自分でも想像を絶するほどの時間がかかりました。

まず時間のかかった原因の一つが構想の手順。
いつも絵を描き始めるときは人物・背景を一緒に想起するのですが
今回はヤミクモに人物を描いてしまったあとに
それに合う背景を考えるという、手探りな方法でした。
昔はその方法で絵を描いていましたが、
それでは人物と背景が上手く合わなかったりするので
いつしか背景と人物は一緒にイメージするようになりました。
こうすることで画面に説得力が生まれ、臨場感も湧きます。
しかしこの映姫さまに至っては、早く描きたいと焦って
人物の線画をアタリを適当に完成させてしまったのです。
あまつさえ色塗りまでも先に済ませてしまったので
それに見合う背景を探すのに…非常に……それはそれは非常に
…苦労しましたぁ(;^^

まず背景のアイデアですが
それは映姫様の本来のモデルである
「閻魔大王」のルーツを探っていたときに出会いました。

そのキーワードが「閻魔城」(自分が勝手に命名w)です。

閻魔城は閻魔様が裁きを行う場所です。
いわゆる映姫様の職場であり拠点・住み家。

前回の小町のイラスト「夢と知りせば覚めざらましを」では
小町の拠点である「三途の川」を描きました。
では閻魔様の拠点とはなんだろう?と自分なりに考えた結果が閻魔城でした。

しかし残念なことに今回はあまり勉強してません。
勉強とはもちろん今回主人公の四季映姫に関することもそうですが
閻魔大王に関することとか歴史・文献を最低限資料にまとめただけで
あまり造詣が深い作品とは言い難いです。
前回の絵は三途の川に地蔵菩薩が六体。
これは六地蔵と言って六道輪廻の思想を表現したものです。
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道
人は死後これら六つの世界のいずれかに生まれ変わるというものです。
他にも彼岸花と藤の季節対比。
これは此岸と彼岸の境目であることを意味する対比です。

このように小町の絵には思想学的な趣きを楽しみながら描いたのですが
映姫様の絵には勉強不足によりそれがありませんでした。
なので精一杯綺麗な見た目になるように頑張りました。見た目は重要です。

空想の閻魔城をデザインするにあたって、それはどのような建築か?
構想した結果、中国に見られるような賢覧豪華なたたずまいを想起しました。
それは閻魔大王の服装などからヒントを得たものです。
そして閻魔大王の名に恥じない、大きくて威厳のある建物にしたいと思いました。
それが今作のテーマにもなる「壮大な威厳」です。
閻魔大王の威厳とか強さ荘厳さを訴えかけるような建築物を描こうと思いました。
そのために中国の建築様式を研究しました。
しかしところどころ癖なのか和風な感じが出てしまって
何だかファンタジーな、幻想的な世界になりました。いい意味で。

水を張っているのはいつものことです。
水は絵描きにとって生涯のテーマです。
別にアイディアが乏しいわけではありません。
僕が夜の絵ばっかり描いてるのと一緒で、極めたいからです。
もちろん極めるために色んなものを描きたいですが
結局、夜そこに灯る光とか、水の反射っていうものは
いつの時代も人の眼に綺麗に映り、魅了してきました。
僕もそんな美しい世界を完璧に描きたいと思うので
夜の絵が僕の本質だと思って諦めて欲しいです(なにを?
あとニーソとか!!(だまれ
ニーソは美少女の聖剣!!!

ニーソを穿かせたくなる発作がっ…ぐはぁっ!!!
しかもなんか胸元があいた衣装にアレンジしてるのは何故ぇ!!?
それが一番の謎(ぉ

おっぱいといいニーソといい
アンニュイで意味深な表情…(; ・`ω・´)ゴクリ
なにが…起こっている……?

だがとくに深い意味はない。
映姫様ってロリっぽく描かれることが多いので
真逆を描きたかったらこうなったんです。
身長高くて大人っぽくて色気を感じる映姫様。
10ポイント…合格。


描画技法において自己課題だったテクスチャの活用。
今回和風素材が威力を発揮しました。
映姫様のリボンや服などをイイ感じに豪華にしてくれました。
背景にも役に立ちました。テクスチャさまさまです。
べつに描くのが面倒なわけじゃないんです。
今流行の技術ですからね、上手く活用できたかなと思います。

僕はよく昔の絵画に見られるような技法とか
デジタルイラストなんですが昔の伝統的な手法を重んじています。
温故知新という言葉がありますが、僕は絵画の分野において
デジタルイラストを開拓するのが目標です。
しかし昔の技術が全てではなく
テクスチャなどCGならではの技術(※アナログでもそれに似たアートはあるけど)
を活かしてこそ真の新しき物に出会えるんじゃないかと思います。




何度も言いますが今回の絵はとても時間がかかってます。
僕自身学ぶべきことが沢山ありましたし
反省点から新たな課題も生まれました。
失敗や妥協も多々あり、作者の立場から言って
真に愛せる作品には至っておらず非常に残念です。
しかし、それはあくまで作者の目線。
この絵を観る人が気に入ってくれれば文句はありません。
むしろその為に日々絵を描いていると言っていいですし
人に喜ばれることが自分の幸せですので
観る人がいてこその絵描きです。

僕がこの作品を描いている最中は
本職の職場でも、プライベートでもいい事がなく
絵も正直、納得がいかないことばかりで
かなり精神的に荒れ果てていました。
ツイッターで愚痴ばかり呟いてしまいました。
そんなつまらない人間ですが
応援して下さる方々がいて本当に救われました。
そんな皆様に恩返しすることができない
自分は本当にくだらない人間だと自己嫌悪に陥りました。
僕に出来ることといったらせいぜい絵を描くことだけです。
ならば…ならば精一杯描こうじゃないか!
それが恩返し!そうだ!
僕はそうであると信じています。

今ブログをご覧の皆様
いつも僕の絵を観て下さる皆様
応援して下さる皆様
そして家族

こういうのって言葉に出すのは恥ずかしいけど

言わんと気がすまんけん……




みんなありがとう!!!




映姫様の絵はピクシブにアップします!




にしもん



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[絵]夢と知りせば 覚めざらましを...[小町]







題 「 夢と知りせば 覚めざらましを... 」








みなさんお久しぶりです、デジタル蜃気楼の「にしもん」です。

およそ一ヶ月もブログ放置して何やってたんだって感じですが

その理由はこの作品を描いていたからであります。

本日は当ブログへご訪問頂きありがとうございます。

待ちに待った新作ということで、恒例の「絵の解説」をしたいと思います。

お茶とお煎餅の用意は整いましたでしょうか? では早速(´ω`)



| 絵の解説



題:「夢と知りせば 覚めざらましを...」
使用ソフト:illust studio / Photoshop
制作日数:24日
作業BGM:手持ちの東方アレンジ曲+原曲 1793曲のシャッフル再生(今1500曲目を聴いた所)




~題名の由来~


小野塚小町のモデルとなった小野小町の和歌

「思ひつつ ぬればや人の 見えつらむ
       夢と知りせば さめざらましを 」 (古今和歌集)


の下の句です。
ちなみにこの和歌の現代語訳は

「あの人のことを想いながら寝たので、夢で会えたのかしら
夢だと知っていれば、目覚めたくはなかったのに…」


個人的にとても気に入っている美しい和歌です(タイトル負けしてますね)





~作品の風景~



東方の小町ちゃんを知っている方ならもうおわかりかと思います、「三途の川」です。

小町ちゃんに六文銭を渡して此岸(此の世)から彼岸(あの世)へと送迎してもらいます。

渡し賃の支払いは2007年のダイヤ改正からSuicaにも対応しているようですので

昔ながらの六文銭をお持ちでない方もご安心下さい。

しかし地獄の沙汰も金次第、六文銭をお持ちでない幽霊様は

もれなく奪衣婆という追剥に遭遇して丸裸にされ、自力で川を渡るハメになるか

遭遇しなくても、小町ちゃんに川の中腹で突き落とされますので

あとは泳いで渡ってください

(川には餓鬼とかいるみたいですから食われないように頑張って下さいね)


昨今は地獄も財政難で、舟を新調するお金も無いくらいなので、

小町ちゃんにたくさんお金を上げるとイイことがあるかもしれない……


ちなみにこの小町ちゃんの帯紐をとめているのは「寛永通宝」です。

この解像度だと判別不能ですが;^^


■四方山話

この絵を実家の祖母に見せたところ、何の説明も無しに、ここが三途の川だとわかったようです…
東方とか知ってるはずもないのになんでだろう…?
三途の川を見たことがあるのかもしれない





~花の矛盾~


絵の右上から垂れ下がっているのは藤の花です。

一方、川上から流れてくるのは彼岸花の首です。

彼岸花と藤の花は、開花の季節が異なりますので

言わばこの絵は矛盾しているのです。みなさんはお気づきだったでしょうか?

しかしそれは作者の気まぐれによるミスでは無く、ちゃんとした意図が存在します。

意図というほどカッコいいものではありませんが、

ちょっとした言葉遊びで

「藤」は「不死」とかかっています。

そして「彼岸花」が「死」を象徴しており。

この相容れない二つの花(生と死)が一つのキャンバスに同居している

それこそ人生そのものではないかと思うのです。

人生の縮図というほどでもありませんが、

この絵には作者の人生観が詰め込まれています。





~チルノを探せ~


毎度おなじみのこのコーナー(笑)

この絵のどこかにチルノが隠れています。

難易度は「そこで反省しろ」です。

見つかるとその日ほんのちょっとバカになります(当社比)

じっと見ていると見てはイケナイものも見えてくるようになります。





~小町ちゃんの解説~


ここからはちょっと技術的な話も踏まえての解説になります。

昔に比べてレイヤー数が減りました。

一枚のレイヤーでカゲからハイライトまで塗る感じです。

少し前から挑戦している、テクスチャという新しい表現技法ですが

小町の帯と襟をご覧下さい。

(襟をご覧になる際は谷間に気をとられないように注意して下さい)

和風なテクスチャを合成してオサレ~な感じにしてみましたがいかがでしょうか。

履物も本場京都の漆塗り職人より取り寄せた一品物の下駄です。

冷たい水で濡れているような鋭く堅い光を放つ「鎌」は

実はダンボール製です。

映姫様の手作りです。

小町ちゃんはもう8本くらい川に落としました。

僕はそんな小町ちゃんが大好きです。


きゃん(( ´д`))






まだまだ解説し足りない箇所もございますが割愛します。

大変苦労した作品でしたが、描いてて楽しかったです。

作品をご覧頂きありがとうございます。

そして解説を最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた次の作品でお会いしましょう。

にしもんでした( ´ω`)φ...


こまっちゃん





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