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【(5)下地塗り(背景)】古明地こいし



【(1)ラフ画】 → 【(2)配色ラフ】 → 【(3)ペン入れ】 → 【(4)下地塗り(キャラ)】 → 【(5)下地塗り(背景)】


(5)下地塗り(背景)



 続いて背景の下地塗りです。
ぶっちゃけ背景というのはパース(遠近法)をしっかりとって
ベースを正しく作図しておけば、あとは細かく埋めていくだけで
全くの初心者でもそれなりの背景が描けるのではと思います。

私もまだまだ至りませんが、ごまかしごまかしでも
背景を描く方法はあります。

 同人誌や萌え絵(?)というメディアを基準に考えるなら
別に絶対背景を描かなくちゃいけないというわけでもないですし
背景が無い方が良く見える場合もあります。
どこかの風景ではなく、模様で飾ったり、綺麗な花で埋めつくしたり
文字を埋めてタイポグラフィみたいにしても良いわけです。
背景は無限の可能性を秘めているので、
描き手の個性や生き方が現れる部分だと私は思います。

 いかんせん風景を描くことに苦手意識を持つ人は多いです。
パースって何?空気遠近法って何?
水って何色で描いたらいいの?木と森って違う色なの?
疑問を挙げれば限りが無いですね。

 しかし私もまた、その背景に悩まされる皆さんの仲間です。
いつもどうしようかと考えます。
その度に私はある3つの基準をもとに背景を組み立ててイメージを膨らませます。
せっかくなのでその「3つの基準」を紹介して本工程を締めくくりたいと思います。





背景を組み立てる3つの基準


(1)5W1Hに基づいて考察する

5W1Hは「いつ・誰が・なにを・どこで・なぜ・どのように」
ということですが、「誰が・なにを」の二つだけでも
場所が限定されるかと思います。

 例:「誰」→霊夢/「何を」→賽銭泥棒を捕まえる

この例では「捕まえる」という動詞に対して
「相手」がいることが想定されますのでぴったりのペアを探します。
適当に絡みの多い魔理沙にしましょう。
そして次のように考えます。

○「どこで」→賽銭がある博麗神社で現行犯逮捕、
もしくは「名探偵霊夢」の捜索により犯人の魔理沙の自宅に家宅捜索。

○「いつ」→時刻はいつでも可。
ただし捕まえる「過程」とその「瞬間」、
及び「その後」の三つにシーンが分別できます。

○「なぜ」→そのお金がないと食っていけないから、
霊夢は半分死にそうな顔をしています。

○「どのように」→
 過程:走って追いかけるのか、
それともしらばっくれる魔理沙を尋問するのか。
 瞬間:魔理沙から力ずくで賽銭箱を奪い取る様子なのか
全力の夢想封印が魔理沙を襲うのか。
 その後:こてんぱんにやられた魔理沙に焦点を当てるのか
魔理沙を縛り上げて拷問している様子か。




(2)遠景・中景・近景をはっきり分類する
とくに住居などの室内を描く場合は全体的に近くなるので
窓の外に遠くの山とかビルを描いたり
手前にコップや花瓶、置物を置くことで奥行きのメリハリがでます。
山と木と葉のある景色だけでも充分迫力のあるものが描けます。
またその重なり方だけでも遠近感は表現できます
(物体の大きさの関係に注意します)


(3)どこに光源があるのかはっきりさせる
私は下から光を当てることが多いです。下からの光というのは
自然界ではなかなか考えられないライティングですので
絵を観る人には、人工的あるいは幻想的な印象を与えます。
逆光にすると人物は暗く写りますが輪郭をはっきり見せたい時に有効です。
真正面からの光は人物の影を奪い、平面的になるのでお勧めしません。
真上から光を当てると目の表情が掴みにくくなり、
どんよりした雰囲気を醸し出します。
一般的に美術の世界では斜め上からの光が
対象を一番立体的に見せるので良いとされています。
しかし、前述のとおりライティング一つで
感情や雰囲気を作ることができますので
絵の中にストーリーを作っていく上でもライティングは重要です。
どのようなタイプの光源?光の色は?と考えると可能性は無限大です。



今日も長くなりましたが読んで頂きありがとうございます。
自分自身まだ至らない点がたくさんありますが、
この解説は「僕はこうしてるよ」という経験談です。
もっと上手い人の作品を見習っていきたいですね。


次回は【(6)陰影】の工程に入ります。


にしもん


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【(4)下地塗り】古明地こいし

古明地こいし


【(1)ラフ画】 → 【(2)配色ラフ】 → 【(3)ペン入れ】 → 【(4)下地塗り(キャラ)】

(4)下地塗り(キャラ)



 ペン入れが終りましたら配色の土台となる「下地」を塗っていきましょう。
絵の描き方というのは人により様々ですが、そのどれもに共通することと言えば
下地となる土台から塗り始めるということでしょう。
いきなりアクセサリーとかレースの模様だとか
複雑な部分から塗り始める人を見たことがありません
かと言ってそれが悪いとは一概に言えないので気にしなくて良いです。
好きなところから描けばよいのではないでしょうか。

 しかしそんな説明では乱暴すぎますので、
ここでは私個人のやり方を例に説明したいと思います。
 
 私はまず一番遠い景色の色で全体を塗りつぶします。
(この絵では夜空の色ですね)
その次に人物の肌、髪、服と色ごとにレイヤーを分けて塗ります
(一枚のレイヤーで仕上げられる絵は背景の薄いところから先に塗っていきます)
レイヤーの階層はなるべく肌を一番下にして肌の上に髪、髪の上に帽子というように
現実の構造に近い形でレイヤーを組み立てると後々作業しやすいです。

色は最初どんな色を使ってもかまいません、
あとから思う存分調整できます(デジタルイラストの良いところですね)
 
 下地の色を調整するとき意識するのは全体のトーンです
色と色が喧嘩しないようにするのですが、これが難しいところです。
最初は「色相・明度・彩度」の色の三要素を統一すると色同士がなじみます。
逆に一箇所だけそのルールを破って奇抜な色にするのも面白いと思います。
しかし気をつけなければならないのは、
その部分が絵のテーマと符号するものでなければなりません。
描き手としては、観る人に絵のどの部分を見せたいかというのは重要です。
しかしながら人物をメインに描いている以上、まず顔に目がいきます。

 人物はシルエット(外形)が大切だと思います。
このように下地を塗ることでシルエットが浮き彫りになるので、
もう一度人物のバランスに不自然さが無いか確認します。

 姉の「古明地さとり」に比べて「こいし」は活発な性格だと思いますので
シルエットからも「動的」な印象を受けるように工夫しました。
そのキャラクターを最も効果的に表現できる形は何か、
難しい問題ですが考えてみるのも絵の面白さでしょう。


次の工程は「(5)下地塗り(背景)」です
このようなゆっくりとした作業ペースで退屈ですが
お付合いいただけると幸いです。


にしもん

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【③ペン入れ】古明地こいし

【③ペン入れ】古明地こいし


【③ペン入れ】



▼これまでの工程▼
【①ラフ画】
【②配色ラフ】


 しかしペン入れと言っても最終的には線を消してしまうので
しっかりと描きこむ必要はありません。

 昨年の「ふぉーえぶぁー咲夜さん」から
少しずつ自分の絵に「線」の必要性が薄れてきました。
なぜなら線ではなく「」の陰影や色彩の違いによって
線と同様の役割を担うことが出来るからです。
咲夜さんのイラストでは必要に応じて若干の線を残していますが
前回の「古明地さとり」のイラストでは完全に線を取り払っています。

 もちろん絵のタイプによっては線が重要なポイントとなる場合もあるので
必ずしも「全てにおいて線は必要ない」というわけではありません。

 では何故わざわざペン入れをするかと言うと
顔や手など精密で正確な形状が要求される部分には
予め線でもってはっきり形をつくることで、
その後の彩色に精密性が生まれるからです。
 
 特に重要なのは「」のバランスで
いくら綺麗な絵であっても、人物の顔が不細工だったら
絵そのものの価値が損なわれます。
人の顔は複雑に出来ていますが
自分の絵柄の場合それが簡略化される為、
立体としての目や口よりも、
それらの「位置」が重要になってきます。
目や口の位置が顔の輪郭に対して少しでもずれると
俗に言われる「デッサンが崩れた」違和感のある絵になってしまいます。
この工程の真の目的は「顔のパーツをきちんと配置する」
と言って良いです。

 この工程で注意することはデッサンの崩れを早く発見することです。
絵を左右反転したり180度回転させたり、色々な角度で見ることで
なるべく客観的に自分の絵を観察しなければなりません。
特に数日後に自分の絵を見返すのが一番効果的だと僕は思います。
そんな時間が無い時は積極的に左右反転させましょう。

 ちなみに僕はパソコンのソフトで左右反転処理をするよりも
手鏡を一つ用意して鏡に映ったモニターを確認するほうが
スピーディーで効率的だと思います。

以上参考程度になれば幸いです。



次回は【④下地塗り】の工程に入っていきます。

今日も読んで頂きありがとうございます!




にしもん


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【ラフ画②】古明地こいし

古明地こいし【ラフ②】



②色塗りの前の色塗り

ペン入れ作業に入る前に
大まかに色を塗ります

この工程の目的は「完成をイメージ」することです
一から色を塗り進めると、完成した時
当初のイメージ通りに仕上がらないことがよくあります。
その原因は「一つの色は一定ではない」からです
オブジェクトの形や周囲の色彩に依存する為
同じ色でも様々な顔を持つ為、パズルを組み立てた時
違和感を感じてしまうものです。

そこで最初に全体の色を試しに塗ってみて
予め完成をイメージします。
この段階で「おかしいな」と感じたのなら
もし一から頑張って色を塗っても
後戻りできない状態になってしまいます。
なので最初にイメージを明確にする意味も含めて
大雑把で良いので全体の色を塗ります。

この工程では少し離れてぼんやりと観察するのが効果的です。
全体のバランスが確認しやすくなります


この絵では人物の下に光源があって
下から照らしていることを最低限のメモ程度に描いています
シルエットが明るいので面光源のような効果に見えますが
最終的には点光源の効果が得られるようイメージしています。

後から自由に描き加えの利く花は省略しました
この配色に合う花の色は「赤」です。
薔薇の花を水面に浮かべることで
絵を観る人の目線を水面から顔へ向かって誘導させる目的があります。

天井は崩れており星空が見えます
下からの柔らかい光とは別に
静かな夜の光が逆光となって
帽子の輪郭を浮かび上がらせます。
これは帽子の色がもともと暗い色なので、周囲に隠れてしまう為
そのようなライティングにして形がわかるように工夫しました。

この絵の水面のイメージは失敗しています。
このような細かい波立ちでは河のような自然風景に見える為
室内に水溜りが出来ているという人工的な状況を表現する為にも
静かな水面に人物や風景を鏡面反射させるべきでした。


ここからペン入れに入っていきます

今日はここまで


にしもん



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【ラフ画】古明地こいし

古明地こいし


スタバに通って女子力アップした「にしもん」です

>挨拶


前回「古明地さとり」を描いたので
今回は「さとり」の妹の「古明地こいし」に挑戦したいと思います!

実はほとんどと言ってもいいくらい「こいし」ちゃんは描いたことがありません;
ネットに公開するという意味では "初" です

「さとり」と同じように幻想的な雰囲気でいきたいですね
退廃した建物、水と花、そして星空……
そういった感じの絵を描こうと思ったらワクワクしちゃいますね^^


このラフ画ではアレがモロに見えちゃってますが
アレはアタリ(絵を描く前の目印)ですからね
完成したとき一部の人がガッカリしないように予め言っておきますが
アレはアタリなんです、勘違いしないでくださいね;^^

それでは完成までしばらくお待ちくださいv


にしもん


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